仲間のはなしVoice

Introductionはじめに

このたび「ダルク女性ハウス」の仲間たちで、依存症についてのショート動画を作りました! 2分〜5分の短い6つのシリーズです。 テーマは、「依存症といっても色々ある」から、「生きづらさについて」や「私たちは依存症とこんな風につきあってきた」まで幅広いです。

きっかけは2023年の秋、ドキュメンタリー映画監督の坂上香さんがビデオ撮影している様子を見て、仲間の一人が「いいなぁ。私もやってみたい」とつぶやいたことでした。「じゃあ、やってみる?」と言われて、この映像プロジェクトが立ち上がったのです。
よく見かける依存症に関する映像は、ネガティブで怖いものが多く、私たちはずっと「なんかちがう」と感じてきました。だから当事者目線の、ほんわかした映像を目指しました。毎月一回集まって作業し、気づくと1年半が経っていました。

エピソード3と6はアニメーションで、残りは音声と字幕だけのシンプルなつくりです。仲間同士でインタビューをしあって録音したものをベースに、編集を重ねてきました。アニメのイラストや構成も自分たちで行いました。
どのエピソードからでも大丈夫なので、聴いていただけると嬉しいです。

ダルク女性ハウス・メンバー一同

制作後制作、制作仲間の感想

  • どんぐり

    「私たちのことばで、私たちから届けたい」そんな想いを大切にしました。 モザイクやぼかしは、どこか“隠さなきゃいけないこと”や“悪いこと”のように感じてしまう気がして、イラストと字幕と声だけの表現にしました。シンプルだからこそ、やさしく、そっと心に響くと思いました。このメッセージが、今、ひとりでがんばっている誰かの心に、ふんわり寄り添えますように。

  • つくし

    私は、ネット・ゲーム依存ですが、ダルク女性ハウスにつながって薬物やアルコール、その他のアディクションの人と出会って、根本は通じるところが多いことを知りました。今回の動画作成を通して分かちあいを深められたとともに、安心できる仲間やスタッフと過ごせて楽しかったです。これまで経験してきた世界も性格も様々な仲間の話は興味深く、より仲間の心に触れられて、温かい気持ちになりました。この場所は、年齢も背景も超えて心と心がつながる優しくて安心できる世界だと思います。この動画をきっかけとして、その温かさが広がったら嬉しいです。

  • スズラン

    それぞれ背景のちがう仲間たちですが、このプロジェクトを通して共感できることが多く、うれしかったです。私はいま、プロジェクトを一緒に行った仲間たちとは離れて生活していますが、寂しい時にこの動画を作っていた時のことを思い出しています。すぐには会えない、だからこと大切な体験になりました。参加させてもらったこと、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

  • たんぽぽ

    長い時間をかけて一つずつ仲間と、関わってくれる人と、話し合いながら作ってこれたのが、良かったと思います。

  • あさがお

    忘れかけていたことって結構あって、皆の話で思い出せた。私にはわからない世界もあったけど、体験者の話をアニメで見ると、ジワジワ、ウルウルきました。

  • よもぎ

    (自分が描いた)イラストを仲間が一緒に色塗ってくれたりとか、いろんなアイディアをくれたりとか、こういう形になって、描いて良かったなって。あと、クスリやお酒を使ったのが問題だと思ってたけど、皆の話を聞いて、使う前から問題があったんだなって気づかされて、自分の身になりました。

  • ひまわり

    ゆっくり仲間の話が聞けて良かった。刑務所での面会の様子が、可愛いイラストになって嬉しかったです。

  • かおり

    作る過程でいっぱい気づきと感動があって、関われて嬉しかった。当事者による「ショート作品シリーズ」自体、画期的だと思う。