ダルク女性ハウスは、依存症に悩む女性たちが回復を目指すための場所です。薬物やアルコール依存などの経験を持つ女性たちが中心となり、身体的・精神的・社会的なサポートを提供し、新たな一歩を踏み出すお手伝いをしています。
ダルク女性ハウスには、仲間と共に暮らしながら回復を目指す入所施設(いこいの家)と、日中にプログラムに参加できる通所施設(フリッカ・ビーウーマン)があります。どちらの施設でも、依存症当事者のスタッフが中心となり、看護師、精神保健福祉士、公認心理師がチームを組んで支援しています。また、母子支援も行っており、外部の支援者や関係機関とも連携し、一人ひとりに合ったサポートを提供しています。
東京都から認可を受けた福祉ホームです。
ここでは、同じ依存症をもつ仲間と寝食を共にしながら生活リズムを整え、金銭管理、服薬、洗濯など日常生活のサポートを受けることができます。
日中は、フリッカ・ビーウーマンに通い、夜は自助グループ(NAやAAなど)に参加します。
週に一度、退寮した仲間が用意した食事を囲んで食べたり、週末にはイベントに参加したりしながら、仲間と一緒に回復を目指します。
新しい生き方へ、一歩踏み出してみませんか
依存症の問題は、家族、仲間、医療・福祉関係者、司法関係者、教育者、地域の人たちなど、
多くの人々が関わることで解決への道筋が見えてきます。
一人では抱えきれない悩みや課題も、適切な情報を共有し、連携することで前に進むことができます。
ダルク女性ハウスでは、ご本人の抱えている問題について、
回復者スタッフを中心とした専門的な支援体制のもと、多様な視点から向き合い、伴走しています。
1990
日本で最初の女性の薬物依存症の回復と自立を支えるための、当事者主体の施設として、都内の民間アパートの一室でナイトケアをはじめる。
1992
アパートに併設した別の一軒家を借り、事務所とする。
1993
東京都地域福祉振興財団の助成を受ける。(はじめての補助金助成)
1996
ナイトケアが区の精神障害者グループホーム(いこいの家)の認可を受ける。通所デイケアとして「フリッカ・ビーウーマン」を開始し、現在の駅前マンションを借りる。
2001
「特定非営利活動法人ダルク女性ハウス」として認証を受ける。
2003
依存症の親を持つ子供のための「母子プログラム(通称:子プロ)」を立ち上げる。
2006
区のグループホームを「福祉ホーム」(いこいの家)として、都からの認可を受ける。
2011
創立20周年プログラム「ダルク女性ハウス20年の歩み―私たちはどうやって生き延びてきたか」を東京ウィメンズプラザにて開催する。
2014
デイケア部門が、障害者総合支援法の「生活訓練」として認可を受ける。
2016
障害者総合支援法の「就労継続支援B型」を立ち上げる。
2020
「福祉ホーム」を、移転する。
りえこ
フリッカビーウーマン 施設長
わかこ
いこいの家 施設長
さとう
看護師精神保健福祉士公認心理師
ないとう
看護師保健師
たわら
看護師保健師精神保健福祉士公認心理師
みわ
介護福祉士
いいおか
経理担当
まつやま
ボランティア精神保健福祉士社会福祉士
かわむら
ボランティア精神保健福祉士
まろ
ネコ・15歳
はるえ
ディレクター精神保健福祉士